[自在]成長過程にプラトー状態は必ずある。どうやって乗り越えていくのか。

2013/07/14

上達するとはどういうことか。上達するには、どういった過程を経るのか。『達人のサイエンス』を読んでみた。
私は、『自在』=「できなかったことができるようになること。わからなかったことがわかるようになること。」と定義しているが、『達人のサイエンス』では同じことを「マスタリー」と呼んでいる。

マスタリーに至るまでには、成長が止まるプラトー状態が何度も起きるのだが、このプラトー状態にうまく対処できないタイプを、この本では3つに分類している。

ダブラー(ミーハー型):プラトー状態になると止めてしまい、新しいものに手を出すタイプ。
オブセッシブ(せっかち型):プラトー状態を受け止められず、ガムシャラになり自滅するタイプ。
ハッカー(のらりくらり型):プラトー状態が長く続いても気にせず、成長しないタイプ。

それぞれ思い当たることがある。私の場合は、ハッカーのケースが多い気がする。
プラトー状態をプラトー状態にあると認識しながら、新しいチャレンジを行わないといけないのだろう。
以前、TOEIC試験に挑戦していたとき、黙々と試験問題を解いているだけで点数が伸びずという状態が何年も続いたが、1問あたりの回答時間をできるだけ短くするという訓練方法でスコアを大きく伸ばしたことがある。プラトー状態に甘んじることなく、負荷をかけないと成長できないものだ。

柔道の創始者である嘉納治五郎の逸話として、死ぬ直前に「自分が死んだら白帯をつけて埋葬してくれ」と言ったという。彼は謙虚だったのではなく、名声の頂点にあっても、なお知ることを求めて進んで馬鹿になる、それがマスタリーへの道だったのだ。

達人のサイエンス―真の自己成長のために
ジョージ レナード
日本教文社
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