[自在]最近読んだ3冊『イシューからはじめよ』『銃・病原菌・鉄』『コピーキャット』

最近Input熱が高まっていて本ばかり読んでいるのだが、そのうちの何冊か紹介。

『イシューからはじめよ。』は、要するに問題を解決したときのイメージから逆算しろという話。組織で仕事していると、「まず最初に解決策ありき」の議論が多く、そもそも何の問題を解決するつもりなのか分からないことはよくあるわけで、それではイカンよねって話。

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
安宅和人
英治出版
売り上げランキング: 941

ジャレド・ダイヤモンドの『銃・病原菌・鉄』は、文庫になったら読もうと思いつつ、文庫になってからもしばらく経ったので読み始めてみた。もっとアカデミックな本かと思っていたが、それほど堅くなく、文化論エッセイぐらいのテイスト。厳密なロジックを追うよりも、豊富な雑学が面白い本。

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
ジャレド・ダイアモンド
草思社
売り上げランキング: 375
文庫 銃・病原菌・鉄 (下) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
ジャレド・ダイアモンド
草思社
売り上げランキング: 643

2013年のビジネス書暫定1位は『コピーキャット』これは面白い。イノベーションに関するビジネス書は山とあるが、模倣戦略を解説したビジネス書はこれぐらいではなかろうか。一般的なビジネス書では「イノベーションを起こせ!追随者に模倣されない独自性を出せ!さもないと、すぐに模倣されて市場を奪われるぞ!」と声高に叫ぶわけだが、それなら何故模倣することを戦略として分析したビジネス書がないのだろうという視点は、本当に目から鱗が落ちる思いだ。

コピーキャット: 模倣者こそがイノベーションを起こす
オーデッド シェンカー
東洋経済新報社
売り上げランキング: 4,152