僕らが幕末にタイムスリップしたとして、インターネットを創造することは可能だろうか。

2013/01/15

最近、「僕らが幕末にタイムスリップしたとして、インターネットを創造することは可能だろうか。」という疑問を持っている。現代においてあらゆる技術の恩恵を受けている我々が、裸一貫で幕末に放り出された時に、一体何が出来るのだろうか。

反語で「いや、何もできない」という結論を言いたいのではなく、幕末の技術でも現代の知見を活かして何か始めることはできないのだろうか。

佐久間象山が日本で最初の電信機を作ったのだが、電気はダニエル電池で作ったらしい。というか電池を日本で最初に作ったのも佐久間象山か。

本日は佐久間象山の作った電信機の情報を得るために、大手町の「ていぱ〜く」に行ってみた。

IMG 0580

残念ながら、佐久間象山の電信機は模型さえなかった。しかし、明治政府が初めて購入したブレゲの電信機は展示されていた。

今は高級腕時計メーカーとして有名なブレゲであるが、電気通信機器メーカーとして活躍したこともあったのだ。

IMG 0588

佐久間象山の作った電信機は現存していないので、よく分からないのだが、佐久間象山はオランダ語しか理解できなかったはずなのでフランスの電信機と同じものを作ったのか疑問が残る。

そもそも佐久間象山は百科事典を見て作ったはずなのだが、オランダ語の百科事典とは何だったのか疑問に思ったのでネットで調べてみた。当時の有名な百科事典は、仏人ショメールの書いた百科全書をオランダ語に翻訳したものらしい。つまり、佐久間象山の読んでいたと思われるオランダ語の百科事典は元々フランスで書かれたものなのだ。それならブレゲ指示電信機と同じ原理で作っていた可能性が高い。

と思っていたら、佐久間象山は米国のものを模倣したという話もあるらしい。と思っていたら、佐久間象山は電信機を作らなかったという話もあるらしい。中野明「サムライ、ITに遭う」(NTT出版)に書かれているらしいので、とりあえず購入してみた。それにしても、佐久間象山の電信機は謎が多すぎる。。。

サムライ、ITに遭う―幕末通信事始
中野 明
NTT出版
売り上げランキング: 1,053,128