鎌倉の大仏と「異星の客」

2012/05/14

今年のGWは鎌倉の大仏を見に行き、初めてその胎内を拝観した.何度かチャレンジするも時間が合わずに拝観することができなかったのだが、今回は無事拝観することができた.意外と狭い空間であった.

大仏の胎内を拝観しながら、ロバート・ハインラインの「異星の客」を思い出していた.

鎌倉の大仏が、また本州沖280キロの震源地の地震の余波による津波に洗われた.津波は一万三千の人間を殺し、大仏胎内の高いところに男の子をひとりとじこめたが、この子は生き残った僧たちに発見されて救出された.この子は、その一族を全滅させた災厄のあと、地球年で97年生き、しかも子孫も残さなければ、たえずおくびをしていたという評判以外にはこれといったことをなにひとつ残していない.

ヒッピーの聖典と呼ばれる「異星の客」らしい、選民主義を否定した逸話であるが、そもそもハインラインはどこでそんな話を仕入れてきたのだろうか.

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鎌倉の大仏

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大仏の胎内

異星の客 (創元SF文庫)
異星の客 (創元SF文庫)

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東京創元社
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