江戸川乱歩賞は新人の登竜門。『プリズン・トリック』を読む。

江戸川乱歩賞の遠藤武文『プリズン・トリック』(講談社)を読了。

結論としては、文庫本化される前に読んでおけばよかった。。。

それは、すごく面白かったから早く読んでおけば良かった、という意味ではなく、文庫本版だと味気なくなってしまったから。

単行本では、余韻を残して終わらせていたものを、文庫本では全部解説してしまっている点が非常に残念。まるでTVのサスペンス・ドラマのように、最後に犯人が全部犯行を解説している。本文を読むだけで、分かる内容なのに。

題名にしても『憲法三十七条(一事不再理)』の方が良かったでのはないか。などなど、作品そのものよりも編集方針が気になる作品でした。

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プリズン・トリック
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